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【シーズン14ダブル最終6位】切り札は未来と赫の悪神

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こんにちはルーナ(ru_na807)です!

 

今回は自分が使い、シーズン14で最終6位を取った構築を紹介します!

これが初の構築記事公開になるので温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

 

 

【構築経緯】

受験が終わりポケモン復帰した際、何が強いのか分からずにランクマに潜っていると、ガチグマ+リキキリンの並びに毎回ボコボコにされたのでその並びを考察することに。

考察していた中で

  • ワイドフォースがきつく、さらにトリックルームを封印してきたり返してきたりするイエカシラがきつい
  • 威嚇で弱体化できないイーユイやハバタクカミ、化身ランドロスでゴリ押されるとトリルを張る前に倒されることが多い
  • モロバレルが重い

ということに気がつきました。

この3つはガチグマリキキリンを使う上で絶対に解決しなくてはならない課題と考え、そのためのポケモンを探しました。

その結果考えついたのがテツノコウベです。

テツノコウベは、

というガチグマリキキリンに最も欲しかった性能と言っても過言ではないと考えたため採用することに決めました。

また、この3匹ではテラスを切った水ウーラオスに対しての回答が薄かったため、そこに強いかつ追い風下でも動かしやすくこの指止まれでサポートもできる水オーガポンを採用。

追い風エース枠が欲しかったため環境的に技の通りもよい眼鏡ハバタクカミ、ガチグマリキキリンのサポート、追い風展開をより安定させるためにガオガエンを採用し、構築が完成しました。

【個体紹介】

テツノコウベ

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テラスタイプ・・・鋼

性格・・・臆病

持ち物・・・ブーストエナジー

技・・・バークアウト/エアスラッシュ/追い風/守る

実数数値・・・201(252)−×−106−142−117(132)−158(124+)

〈調整意図〉

HB・・・A200水テラウーラオスの水流連打をほぼほぼ耐え

HD・・・C187ハバタクカミのムーンフォースを最高乱数切って耐え

S・・・最速ウガツホムラ抜き

この構築の核です。

相手の高火力特殊ポケモンをバークアウトで弱体化させたり、見えない角度からの追い風で隣をサポートすることが役割です。ハバタクカミに対してもバークアウトさえ入れてしまえば眼鏡フェアリーテラスマジカルシャインや眼鏡ムーンフォースも耐えることができるので本当に頼れるポケモンでした!

テラスタイプはメテオビームや、マジカルシャインなどを半減でき、テラスした後でもテツノカシラに耐性が残りついでに見た目もよくなる鋼で採用。

役割対象にだけ圧倒的につよく、弱い者いじめをする様はまさにサザンドラで、このポケモンが未来のサザンドラということを納得させられる性能をしていました。エラスラ怯みや追い風で多くの試合を拾ってくれたので本当に感謝しかありません、ありがとう!

 

ハバタクカミ

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テラスタイプ・・・フェアリー

性格・・・臆病

持ち物・・・こだわり眼鏡

技・・・マジカルシャイン/ムーンフォース/シャドーボール/滅びの歌

実数値・・・139(68)−×−87(92)−182(212)−156(4)−189(132+)

〈調整意図〉

HB・・・フェアリーテラス時、C187ハバタクカミの凍える風+A200悪テラウーラオスの暗黒強打確定耐え

HD・・・C194ブリジュラスのラスターカノン確定耐え

S・・・最速トドロクツキ抜き

この構築のエース枠その1です。

火力が欲しく、尚且つSも欲しく、最低限の耐久も欲しいと欲張った結果この調整に落ち着きました。

基本的に後発で出し、眼鏡の火力で通りの良いフェアリー技を振り回して相手を破壊するのが役割です。テラスタイプはそんなフェアリー技の火力を上げ、不意打ちなどに耐性をつけるフェアリーで採用。

滅びの歌は、この構築では対処が面倒なヒスイヌメルゴンレジスチル、瞑想タケルライコなどをサイクル下で流し、後で処理できる状況を作るために採用しました。

Sはこれでいいと思っていましたが、相手のハバタクカミを抜ける機会があまりなかったのでもう少しあげてもいいかもしれません。

眼鏡ハバタクカミをあまり使ったことがなかったので火力には驚かされてばかりでした。

流石使用率1位だ…

 

水オーガポン

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性格・・・いじっぱり

技・・・蔦棍棒/ウッドホーン/この指とまれ/ニードルガード

実数値・・・171(124)−180(188+)−104−×−116−155(196)

〈調整意図〉

HD・・・面影宿し時、C207プレート(磁石)タケルライコの10万ボルト最高乱数切り耐え

S・・・追い風時、最速ブーストテツノツツミ抜き

サポーター兼アタッカーです。

この構築の苦手な水ウーラに対して強く、ガオガエンやイーユイに対して有効打があるのが偉かったです。

調整に関しては今はプレートライコが減っている気がしているのでHを少し削ってSに回した方が強いかもしれません。というかこのオーガポンで相手のオーガポンを抜いた記憶がないのでどのみちもう少しSは上げないといけないなと思いました。

でも追い風下のアタッカーやこの指とまれでのサポートとしてよく頑張ってくれました!

棍棒急所最高!

 

ガオガエン

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特性・・・威嚇

テラスタイプ・・・フェアリー

性格・・・わんぱく

持ち物・・・オボンのみ

技・・・フレアドライブ/はたき落とす/捨て台詞/猫騙

実数値・・・202(252)−135−136(92+)−×−126(124)−83(36)

〈調整意図〉

H・・・カタストロフィ、怒りの前歯でオボン発動させるために偶数

S・・・同族意識で少し上げ

HBD・・・あまり覚えてないが割と使って一番使いやすかったもの

この構築の潤滑油です。

猫騙し、捨て台詞、はたき落とすで盤面を作っていくのが役割です。

テラスタイプはフェアリーなんですが、悪ウーラに対しての詰め筋が増える以外にあんまりいいところがないため、ゴーストにした方がいいと思いました。

耐久調整も雑でテラスタイプが本質ではなくてもめちゃくちゃ強いのは流石ガオガエンだなと思いました。

本当にこいつなしでは構築が回らないので、潤滑油としてよく頑張ってくれました!

 

リキキリン

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特性・・・テイルアーマー

テラスタイプ・・・フェアリー

性格・・・呑気

持ち物・・・メンタルハーブ

技・・・サイコノイズ/マジカルシャイン/トリックルーム/手助け

実数値・・・

227(252)−×−121(156+)−130−103(100)−58(0-)

〈調整意図〉

HD・・・C187のハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォース最高乱数切り耐え

HB・・・できるだけ硬く

S・・・最遅

トリックルーム始動役です。

耐久振りと特性によりかなり安定してトリルを始動してくれました!

テラスタイプはフェアリーなんですが、炎や水ではない理由は切る時がないと考えたためです。

炎や水を切る展開の多くは、イーユイや水ウーラが晴れや雨で強化して殴ってくる展開だと思っていて、そう言った展開の場合、ガチグマリキキリンを選出せず、テツノコウベで弱体化したり追い風を貼り、水オーガポンやハバタクカミを通した方が勝てるという考えのためです。また、どうしてもその動きが通せない場合でもガオガエンなどを駆使し、なるべくリキキリンにテラを切らない立ち回りを心がけるので炎や水は不要、なら威嚇で弱体化できない、悪ウーラや鬱憤ばらしパオジアン(最後の方ちょいいた)のことや、マジカルシャインの打点を強化してダメージとして計算できるようになるフェアリーの方が強いと考えました。しかし炎や水なら威嚇やバクアで弱体化しきれない炎オーガポンやコータスに対しての立ち回りに組み込みやすくなるので結局は好みの問題かなと思います。

最遅の理由は、テツノカイナに対してトリル下で上を取り、サイコノイズを打つため、またS個体値を妥協したガチグマに対してトリル下でワンチャンを掴むためです。

持ち物のメンタルハーブは、あまりにも挑発が不愉快だっため採用。挑発しかガチグマリキキリン対策のない構築はこれ一つで詰むこともあったので勝率を上げてくれる要因になってくれたと思います。

「こんなのが強いなんて…ありえないよ」と思ってましたがちゃんと強くてびっくりしました。

 

ガチグマ

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テラスタイプ・・・ノーマル

性格・・・冷静

持ち物・・・命の玉

実数値:209(164)−×−140−205(252+)−97(92)−51(0-)

〈調整意図〉

H・・・10n -1で玉ダメ最小

C・・・特化

S・・・最遅

エース枠その2です。

ブラッドムーンとハイパーボイスで全てを破壊します。無効化されないノーマルというのはとても通りがよく、受け切れるポケモンがほとんどいないところが素晴らしかったです。

テラスはノーマル以外ないです。火力火力。

基本的にはトリルを貼った後に出しますが、モロバレル入りのタケルライコやトドロクツキなどのサイクルパに対して単体選出し、サイクルの中でブラッドムーンを打つのも強いです。

エースとして申し分ない働きをしてくれました!

 

【基本選出】

先発コウベ+ガエン 裏ガチリキorポンカミ

迷ったらこれでいいです。先発のコウベとガオガエンで盤面を作り、裏を通す形です。ガオガエンをうまく使えるかが鍵です。

 

対パオエンテイ

先発ガエン+水ポン 裏ガチリキorコウベカミ

相手によりますが初手で水ポンを守らせながらガオガエンで相手を弱体化、その後カミやらトリルやらを通す形が多かったです。ちなみに相手にリキキリンやモロバレルがいない場合はトリルルートで行った方が多分強いです。

 

対バレルライコ、バレルトドロクツキサイクル

先発コウベ+ガエン 後発ハバカミ@1(ガチグマor水ポン)

基本的にはコウベとガエンで弱体化させてカミを通しますが、ガチグマの個体解説で話した通り、この場合は単体でガチグマを出すと思ったより仕事をしてくれることが多いです。しかしガチグマを出すときはしっかりと威嚇などで確実な盤面を作ってから動かしましょう。また、この場合のライコは瞑想をしてくることが多いのですが、そのときはしっかりこちらの残数を残し、カミの滅びで一度流して後で処理できるようにしましょう。

 

対カミウーラガチリキ

先発コウベ+カミor水ポン 裏先発で出さなかった方+@1(ガエンorガチグマ)

大体の場合、相手はハバタクカミ+アタッカー(水ポン、悪ウーラ、エンテイ等)が一番多いです。そこでコウベの耐久を生かしてカミ相手に追い風を貼り、有利盤面を作って押していきましょう。基本後発の@1はガチグマでいいですが、エンテイがいるときだけガエンを出した方がいいです。追い風下でカミと水ポンを並べられるように意識しましょう。

 

【きつい相手】

1.ドドゲザン・・・コウベがバークアウトを押せなくなることや、ガオガエンを選出しにくくなってしまうこと、トリックルームで倒そうにも鋼複合のため倒すのには大地の力が必要。と辛い要素てんこ盛りの相手です。水ポンカミで頑張って倒しましょう

2.寿司・・・クリアスモッグや黒い霧などの主要な寿司対策がないため苦戦を強いられます。手助けノマテラブラッドムーンをうまく入れるか、カミの滅びで誤魔化しましょう。雪が入ってると無理です。

【さいごに】

今回、最終1桁を取ることができたため構築記事を書かせていただきました!

テツノコウベはとても面白いポケモンなのでみなさんも是非使ってみてください!

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改めてシーズン14と予選、お疲れ様でした〜